「今日の出会いは、80代の女性から私自身もパワーを貰えるお話しを聞かせて頂きました。その方は同じ仮設に住む90代のお友達が誰の手も借りずに隣の町の病院までバスで40分の道のりを行くと言う事でした。
お友達が行けるのだから『私も』と思い、足が痛いのにも関わらず昨日は自分もバスに乗って1人で病院に行って来たようです。
私は、もしもこの方と同じ年齢になった時に同じような気持ちになれるのかなぁ~と考えさせられました。時々、『 歳だから… 』と諦めてしまう方がおりますがちょっとだけでもいいから勇気を出して前に進んで欲しいと思います。
今日のお話しを胸のポケットに閉まって何十年か後の自分に言い聞かせてあげたいなぁと思いました。」(るみちゃん)
私が体調不良でお休みしていた為二ヶ月もあえずにいたMさん。来るべき冬に備え、仮設の通路の坂が危ないと、町の担当者にお願いしていました。なかなか対処できないようで、せめて、手すりをつけてほしいと。
Mさんは、目がみえず、大変な思いをしながら、日々の生活をしていらっしゃいます。
狭い仮設住宅のなか、不自由な思いをかかえ、それでも耐えています。弱い立場の、方々は、じっと耐え続けなければいけないのでしょうか?
ちょっと納得のいかない行政に不満を感じました。」(えみちゃん)
その中のお一人Mさんはもうすぐ家を再建し、町外に引っ越してしまいます。「ここを離れたくはないけれど、若い人達が決めたこと、ついて行かなければ」と以前心の内を語ってくれましたが、今日も何となく不安な様子でした。
また、見送らなくてはならない仮設の仲間も、「いつまでも家出上がらなければここに入れるのに…」とか、「でも行ってらっしゃいって押してやんないと…」とか、いろいろな思いが交錯していました。
Mさんは「両腕が引きちぎれそうだ」と言う表現で皆さんの思いに答えていました。
なんだか暖かい優しいものを感じました。
寂しいけれど、喜んであげないと…これからこういう別れはどんどん増えていくと思います。でも心と心の繋がりは切れないはず…ずっと仲良しでいてくださいね。」
(ようちゃん)
0 件のコメント:
コメントを投稿