ところが、孤独には周りに人や関係があっても、その人たちからのけ者にされていたり、必要ない人のように扱われたり、うまく利用されているだけであったり、居ないかのように扱われたり・・・とされることで、一人ぼっちを感じてしまう孤独があります。

最近は、こういうケースで家族関係で苦しんでいる高齢の方々の叫びをよく聞きます。被災経験とは違いますが、家族関係の課題からくる命の叫び、痛む命の叫びだと感じます。個人のケアだけではなく、家族ケアの必要性を痛感しますが、家族単位での出会いの難しさが困難さに拍車をかけていると思います。私たちが耳にするこの叫びが、氷山の一角でないことを願いつつ関われる関係の中で出来る事を探していきたいものです。

今日は、活動の合間を見て、「通信」の発送作業をスタッフで手分けして行いました(写真左) 今年度の最後の通信です。多くの方々に支えられて活動を続けてこれた事を改めて感謝です、多くの方々の元へ届くこの通信を通して、被災地の現状や活動の状況が伝わっていけることを願います。

他にも「心のケアは笑うこと、笑って明るくなることが心のケア」と話される方との出会いは、地元スタッフに疑問を投げかけてきました。「心のケアは、笑うだけ??」と・・・。
情緒的な領域だけではない、心や魂の領域でも生きている私たち人間にとって、その部分で痛み叫びを発する時には、心、魂の領域でのケアが必要であることが、広く知れ渡って行かないといけないのだろう、と痛感します。
明日は、彼岸の中日、多くの方々が墓参り等があるようです、また震災を思い出す日が来ます・・・。(記:宇根)
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