地元スタッフも、それぞれ家族と共に過ごしながらも追悼の時間を過ごせるように今日はお休みでした。それでも、「一日家にいて、テレビから流れる震災関連の番組も見れないし辛くもなる・・それより、HUGハウスにいる方が安心だから」と出てきたスタッフも。
町は至るところで震災を思い出す一色になっていましたが、自分の心が未だついていけない人にとっては行き場所がない感じがしました。安心して、ゆっくり考えたり、分かち合ったり、一人になったりする場所の必要性を強く感じました。



どこにも行きたくないと話していた仮設在住のAさんも参加されましたが、「去年よりは、今年の方が辛い・・・この先、どのようにして生きいていけるのか・・・この心の想いを話したくても話せないのも苦しい」と。それでも、「ここHUGハウスで学んだ、まずは自分のケアから始め家族の皆にそれが広がって変わっていけると思う」と、少しづつ歩みが始まっていることを分かち合って下さいました。


子供たちの学習の手伝いのボランティアで来ているオークさん(大学生のボランティアチーム)が、昨日よりHUGハウスを利用していました(写真右)。
これまで何度もこの南三陸町にボランティアで入り活動し総勢180近くの大学生がボランティアで入ってきたそうです。この度、この活動が認められ「東京大学総長賞」が決まったと報告をうけました。地道な活動でも丁寧に一人ひとりの子供たちの学びに寄り添い続けた活動が認められたのでしょう。
オークの皆様、本当にご苦労様でした。今後の活動にも一緒に歩ませていただけると嬉しいです。
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