
Nさんのおかげで何時も楽しい思いをさせてもらっている・・・と周りの仮設住宅の住人の方々は話していました。そんなNさんが涙を浮かべながら、「忘れたいのに、忘れない震災の経験」の辛さを語ってくれました。何時も笑っているNさんの目には涙が一杯でした。
何度も何度も辛い経験を語り、聴いてもらうことで少しずつNさんの辛さ・怖さが薄らいでいける事を願いたいと思いました。
「未だまだ話し足りないくらいよ、弁当作って話してもいいくらい」と話すNさんに又会いに行きたいです。

訪問すると、仮設住宅で出会ったことのある方に出会ったり知人に出会ったりと多くの出会いに恵まれました。

午後の訪問では、津波で流された家族への「こころのこり」が強く残っている方の悲しみに触れました。毎月、花を手向けていたということですが、突然の大きな喪失・別れに悲しみが癒えていくための時間はどれほど?? そのような思いを持ちました。
明日、ここ被災地は月命日を迎えます。(記:宇根)
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