2013年11月29日金曜日

アリーナカフェ~part8積み重ねから生まれる連携

 今日は、アリーナカフェの日。

明日に行われるアリーナ体育館での「プロバスケット」の試合のための準備で、アリーナ体育館内の部屋の確保が出来ず、今日はどこか空いている場所でひっそりと開催する事になるだろうか・・・と思いつつ・・・。

お知らせに回る地元スタッフ
ところが、朝に会場であるアリーナに到着してみると、嬉しい知らせが地元スタッフに入っていました。それは、アリーナ内のラウンジを使用しても構わないというアリーナからの返事でした。

 これまでアリーナカフェの最大の課題は、雨天や寒い日の対策でした。そのような日には開催さえ難しい・・・。そこで、なんとか温かく雨天が気にならないスペースがないだろうかと願いつつも叶わない現実に頭をひねりながらの日々でした。そのような状況でもカフェの開催の必要性を強く感じていた地元スタッフは、役場に何度も足を運び担当部署との相談を重ねて来ていました。

ラウンジでのカフェ
幼稚園児の参加も
今日、アリーナでのラウンジの使用が可能になったのは、この担当役場からアリーナへの打診があったからだったのです。「何度も役場に足を運び、積み重ねてきた結果生まれた信用だし、連携だと思う。嬉しい・・・」と地元スタッフが喜ぶ姿が、また嬉しかったです。


 今日は、1Fのラウンジを使用してカフェを開きました。暖かい日差しがふりそそぐ心地よい環境で落ち着いた雰囲気のカフェになりました。

 近所の幼稚園児が体育館に運動しに来ていましたが、終了後にカフェに寄ってくれました。可愛い子供たちの参加にほのぼの。子供たちも運動後に美味しいジュースを飲めて嬉しそうでした。この幼稚園児たちは、秋のハローウインの時にも訪問してくれていました。先生が「こうのような場所があったら、子供たちが立ち寄れるし社会的な繋がりを実感できる場所にもなるのでありがたい・・・」と話してくれていたのを思い出します。アリーナカフェのひとつの役割かもしれません。
 今日の利用者は、幼稚園児や近所へのデリバリーの分も入れると、なんと延で99人にのぼりました。スタッフは忙しく、おもてなしをするのにも精一杯です。それでも、ケアカフェとしての性格を失わないためにも、それぞれが内面を落ち着かせ、来られる方がたの丁寧に接していけるようにしたいと皆で確認し合いました。

 また、カフェには毎回参加する方も出てきました。嬉しい限りです。そして、中にはHUGハウスの活動に触れた方が、自分もボランティアを一緒にしたいという希望を申し入れてきた男性がおられます。これも不思議な出会いであり生まれた連携かもしれません。(記:宇根)

 
 





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