2013年4月24日水曜日

少なくなっても集まる

《今日の活動》

名足仮設のお茶っ子仲間と共に
本日は、二ヶ月に一回訪れる名足仮設でカフェを開きました。今日は5名の方がそれぞれの手料理を持って自主的に集り、私たちの到着を待っていて下さいました。こちらでは、当初、集会所が狭くなるくらいたくさんの方が参加されていましたが、現在では新築の家に移動されたり、亡くなられたりで、だんだん参加者の数が減ってきています。いずれは仮設生活の終と共にこの集まりも終わることは承知しているが、どんなに参加者が少なくなっても集まるのだと、参加者の方々が話してくださいました。お茶を囲みながら気軽に集える場所は、やがて自分の居場所となり、大切な空間・時間になっているのだと思いました。

訪ねた老健施設の機関紙を見ながら
午後からは、スタッフ二人でリサーチと出会いを兼
ねて袖浜仮設とその周辺を回りました。途中、老人保健施設を見つけ、訪問してきました。中に入って受付でお尋ねすると、看護師長さんにお会いでき、お忙しい中、施設を案内してくださいました。こちらの施設の皆さんは、震災と津波の発生で担当の職員さんと共にグループで他施設に移送され、避難生活を余儀なくされたそうで、そのご苦労が今も皆さんの記憶に新しいとの事でした。このご経験を傾聴させていただけたら良いなと思いながら、施設を後にしました。

田尻畑のケアカフェ心香では、今日もOさんによるスタッフケアがなされていました。Oさん、ありがとうございます。(記:林)

0 件のコメント:

コメントを投稿