

日によって参加者の心の状態は変化します。今日は何時も元気に参加されているMさんが薬を内服していると、しんどそうにしていたようです。表面には出さない心の思いに触れるためも、出会うその時その時に、絶えず気を使っていないといけないと感じます。

今日は、大家さんのEさんの津波時の話を聴かせて頂きました。目の前の何件もの家が流され、ご自身も波に浸かりながらもようやく助かった事を話してくださいました。毎日、流されて無くなってしまった家の前を涙ながらに眺めているそうです・・・、悲しみの深さを感じます。少しづつ癒しの時間が流れていくことを願います。
午後は、定期のスタッフ研修会を三滝堂HUGハウスで行いました。

研修を重ね成長してきている地元スタッフの参加・報告が出来れば一番なのですが、東京での開催にそうもいきません。そこで、スタッフへのインタビューを行い、その風景をカメラに収め発表に当てられるようにしました。活動に加わるようになった動機や自分のケアへの意識、傾聴に携わっての難しさ、相手との距離感等・・・日頃活動を通して感じている事を分かち合う様子をカメラに収めていきましたが、想いを口にしたりメンバーの想いを聴く事で互いに学びの機会にもなったようです。今日の内容を編集し、来月の大会には是非地元スタッフの学と成長の姿を報告したいと思います。

(記:宇根)
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