外に出る人も少なく・・ |
上記は地元スタッフのすみちゃん・けいちゃんが午後から、次回のカフェの案内に出向いていった先の仮設住宅で出会った方から受けた感想でした。なかなか仮設住宅の部屋から出て行ける場所もない中、一人で部屋に閉じこもりがちな高齢の方々が多いです。50余りある仮設住宅の何処に、誰が一人ぼっちになっているかは、到底分かりません。孤独の中で、辛い思いを持ち話を聴いてくれる人の存在を求めている人へ繋がっていけるように日々工夫と努力です。そんな中、スタッフ二人が出会えた方々の感想は、スタッフにも喜びになりました。このような出会いを支えにしながらも、根気を養っていきたいものです。
アワビ漁から戻ったトラック |
今日の獲れたてのアワビ |
今日のカフェは、アワビ漁の影響もあってか、参加者は11人。スタッフはカフェだけではなく、戸別訪問にも分かれることが出来ました。個別訪問では、日中部屋で過ごしてばかりの男性の部屋へ・・・、「もう早く死にたい」とこぼすその方の話を聞いていると、何もできなくなった自分自身が家族の迷惑ものになっている事で苦しんでいる様子でした、そのために家族の世話にならないようにしている思いを分かち合ってくださいました。人の価値は何かを考えっせられる出会いかもしれません。
カフェをした自然の家の集会室 |
終了前にキャンドル黙祷 |
他者を信用して内面を語れる関係の難しさは、この地に大きく根付いているように感じています。その中でも、この習慣を変えていける気づきと力に、カフェに集う人たちと一緒になっていけたらと願いたいものだと痛感しました。(記:宇根)
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